07時代に先駆け、未来の子どもたちのためにさなるのICT展開「最大であるよりも最良であることを誇れ」啓明館)も人材交流や共同プロジェクトを通して友好関係を続けてきた末に、同じ想いを抱き、同じ旗の元に集う同志として「チームさなる」に加わりました。東京・神奈川・埼玉の各校舎では短期間で生徒数が急増し、今やさなるの首都圏制覇に向けた拠点として力を貯え続けているのは、同じ理念と夢をもつ「チーム」の力の証です。さなるの水平的展開は国内にとどまりません。平成29年、世界中の子どもたちにさなるの教育を届けるための第一歩として、タイのバンコクに校舎を開設しました。現地の人々からの信頼は厚く、サナルイズムはいよいよ世界へ広がろうとしています。「JUDO」や「SUSHI」と同じように「JUKU」を世界共通語にしたい。日本の戦後教育を支え、牽引してきたのは私塾であるという誇りを持ち、日本を代表する私塾として、さなるの理念と心意気を世界中の人々に伝え、その輪を広げていきたい。バンコク校開設は大いなる夢への第一歩なのです。より良い教育を追求するために、常にさなるは時代に先駆けて、授業と自立学習のための最新システムを開発してきました。平成11年、コンピューターを使った個別学習システム『学力トレーニング』を開発。生徒ごとに弱点を補強する教材が自動的に選択される、新しいオーダーメイド型の自立学習システムです。そして平成15年、教室での授業に「革命」をもたらしたのが、最先端のICT授業システム『See-be(シー・ビー)』です。NHKエデュケーショナルの協力を得て貴重な動画・静止画・CGをふんだんに使用して制作されたSee-beは、「Seeing is believing」(百聞は一見に如かず)という命名の由来そのままに、生徒の視覚と聴覚にリアルに働きかける授業を可能にしました。See-beは平成18年に「ICTを活用した次世代授業システム」として表彰を受け、さらに令和2年には『See-be』『ハイスクール@will』『サナスタ』が、経済産業省主導『未来の教室』のポータルサイトに採択されました。それ以外にも、さなるグループ全教室に設置された『ネットワークカメラ制御システム』、保護者とのコミュニケーションツール『サナネット』、解説動画や学習ゲームなどのデジタルコンテンツを簡単に利用できる『さなる式タブレット』など、常に“最先端”の教育システムを創造してきました。いま日本全国の学校で推進されているICT教育の「完成形」が、さなるにはあります。その「完成形」をさらに進化させるのも、また私たちさなるをおいて他にないと自負しています。さなるは学習塾業界においてトップクラスの規模を誇る企業へと成長しました。財務的安定性や経常利益率など、経営面に関しても、全国屈指の優良企業であり続けています。しかし企業としての成長や拡大は、我々が目指してきた教育が生徒・保護者に支持された結果に過ぎません。「最大であるよりも最良であることを誇れ」…それが私たちのモットーです。
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