13受験指導のプロフェッショナルとして日々邁進。知れば知るほど奥深く、やりがいを感じる仕事。私が中学受験指導の仕事に魅力を感じたのは、学生時代に塾講師のアルバイトをしていたときでした。今思えば、それは奥深い中学受験指導のほんの一部に過ぎませんでしたが、それまでの教員志望から一転、これを一生の仕事にしたいと思うようになりました。入社1〜2年目は、教材・授業・入試問題の研究に没頭する毎日でした。キャリアを重ねてもこれらの研究は怠ることができないもので、現在も生徒と保護者の信頼に応えるべく、中学受験指導のプロフェッショナルとして、より一層の高みを目指したいと日々研鑽しています。一方、生徒の卒業後の成長を見ているうちに、子どもたちの未来のために指導すべきことは、教科の学習内容にとどまらないということを強く感じるようになりました。校舎には卒業生がよく遊びに来ます。入試直前には思い思いの激励グッズを抱え、後輩たちにエールを送りに来てくれます。彼らと話すと、中学受験は確かな成功体験、成長の場であり、その子の人格形成に大きな影響を与えていることがよくわかります。だからこそ学力だけでなく、ものの見方や考え方、思いやり、目標を持って努力することの素晴らしさなどを教えるための「指導」と「場」が大切であり、これこそがさなるグループの目指す教育なのだと実感しています。そして、この仕事の奥深さや広がり、とてつもなく大きなやりがいを感じます。現在は教師の仕事に加え、教室長という立場でも奮闘する毎日です。これからも同志であり仲間である教師達と一緒に、生徒たちの成長のために邁進していきます。interview吉岡 幸熙 Yoshioka Koki中学受験部(集団指導)神奈川県勤務中学受験は「成長物語」深く関われる喜びと責任04
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