「わかる」と「できる」は違う
勉強に限らず、スポーツでも音楽でも、頭で理解できる=「わかる」ことと、実際に使える=「できる」ことは違う、と言われます。たとえば、自転車の乗り方を丁寧に教えてもらったとします。頭では「よし!なるほど!」と納得しても、簡単には乗れないですよね。何回も何回も練習して、初めて体得することができるのです。
勉強も同じで、どれだけわかりやすい授業を受けても、たくさん練習問題を解かなければ、知識は定着していきません。まして、時間制限がある定期テストや模試、さらには入試本番で力を発揮できるようになるには、相応の鍛錬が必要です。
まとめて練習より、毎日コツコツ
では、何かを習ったあと、いつ練習するのが最適なのでしょうか?答えは「できるだけ早く」。時間が経ってしまうと学習した内容の記憶が薄れるため、最悪の場合、もう一度勉強しなおさなければならないこともあります。
また、一日1時間ずつ一週間続けるのと、週に一回、7時間連続して練習するのとでは、どちらが良いでしょうか?当然、一日1時間ずつですよね。そんなに長い時間集中力も続きませんし、本当の実力はつきません。短い時間でも“毎日コツコツ”が大切なのです。
宿題を有効活用しよう!
学校や塾でも宿題が出ると思いますが、宿題の目的は「その日に習ったことを、その日のうちに自分のものにする」ことです。佐鳴予備校の『さなる式テキスト』は、宿題や練習問題のページがコンパクトにまとまっており、忙しい毎日を送る生徒たちにとって必要かつ充分な量と質を提供する内容になっています。
また、平日本科コースに通う中学生は、『さなる式タブレット』を活用することで、効率よく習った内容を定着させることができます。ちょっとしたゲーム感覚で楽しみながら問題が解けるコンテンツもあるので、ぜひ活用してみてくださいね。
まとめ
Q.授業では「わかった!」と思うのに、なかなか問題が解けません。どうしてでしょうか?
A.「わかる」と「できる」は違うもの。問題が解けるようになるまで、練習しましょう。
★知識が定着するまでトレーニングすることが大事。
★問題練習のベストなタイミングは「できるだけ早く」。毎日コツコツ進める意識を持つこと。
★「宿題」は習ったことを定着させるのに役立つ。上手に活用しよう!