勉強は苦手科目から始めよう
たとえば、嫌いなニンジンやピーマンがお皿にのっていたとき、最後までご飯をおいしく食べるために、どうしますか?「嫌いなものを先に食べて、好きなものを後に食べる!」「小さくして好きなものと交互に食べる!」などの方法があると思います。
勉強も同じです。特に定期テスト前になると、つい好きな科目から優先して勉強したくなりますが、苦手科目の方が大きく伸びる可能性があります。どんなに短い時間でもいいので、必ず苦手科目から始め、終わったら得意科目をする、という計画を立てて実行してみましょう。
小刻みに勉強しよう
苦手科目は、そもそも長い時間取り組まないのもコツです。たとえば、1時間の勉強時間が取れるなら、20分数学の文章題を解いたら5分休憩、地理を15分覚えたらまた5分休憩、次に英単語を20分…など、休み休み勉強します。
「なかなか進まないなぁ…」と心配になるかもしれませんが、各駅停車の電車でも、降りなければ確実に目的地に到着するのと同じで、小刻みでも勉強し続ければ苦手は確実に減っていきます。わかるところ・できるところが増えれば、自然と勉強時間は伸びていきます。
初めて出会うつもりで勉強しよう
「思い込む」というのも、実は効果があります。人間には誰しも好き嫌いの感情があるため、苦手だと思えばますます苦手になり、得意だと思えばますます得意になる傾向があります。授業を受けるときも、「これは苦手科目だ…」と思わずに、「初めて出会う内容だから、楽しみ!」「好きになれるところがあるかもしれない」など思いながら取り組んでみましょう。
特に理科や社会など、単元によって大きく内容が変わる教科は、いつからでも新しいスタートを切ることができます。ぜひ試してみてくださいね。
まとめ
Q.苦手科目はどうやったら克服できますか?
A.勉強する「順番」と「時間」に工夫を。実は「思い込み」も大切です。
★苦手科目から始めて、勉強のペースを作ることが大切。
★他の教科を挟みながら小刻みに勉強。少しずつでも勉強すれば確実に苦手は減っていく。
★思い込みも大切!初めて出会う内容だと思って、ワクワクしながら授業を聞こう。