【今回の豆知識】降水確率ってどういう意味?
よく天気予報で耳にする「降水確率」。降水確率10%で雨が降ったり、90%で降らなかったり…。そもそも降水確率って何なのだろう?
降水確率は言葉の通り「(1mm以上の)雨が降る確率」を表している。
例えば降水確率50%は、過去に似た気象条件が100回あったとすると、そのうち50回1mm以上の雨が降ったということを表している。つまり、降水確率は過去の気象データをもとに算出された「雨の降りやすさ」の度合いなんだ。
予報する地区で一定の時間内に雨が降る確率を表しているから、名古屋で降水確率50%といっても北区と緑区では雨が降る確率が変わってくるんだね。
+α 降水確率0%でも雨は降る!?
「降水確率0%」であってもまったく雨が降らないとは限らない。降水確率0%は「雨が降る確率が5%未満」と定義されているよ。
また、ニュースをよく聞くと【ゼロ】ではなく【レイ】と言っていることに気づいたかな?実は、読み方によって意味が少し変わってくる。
【ゼロ】…まったくないこと
【レイ】…きわめて小さいこと・(まったくないの意も含む)
だから天気予報では、過去の統計的にほぼ雨が降らない天気の場合「レイパーセント」と表現されるんだ。
意味をしっかり理解して天気予報を見ると新しい発見があるかも!?